全く何もしたくは無かった。白い月が能登子の後を着いて歩いてる様に絶えず見えてはいた。冴え冴えと身を刺す様な冷たい空気。其れは冬の朝のまだ6時を少し過ぎたばかり、此れから最低気温を記録する。まだ薄暗く山道を歩く彼女は行き先に何が潜むか知らぬ…
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